三菱商事の石油・ガス上流持分生産量は下図の通りです。天然ガスについては、その他の化石燃料に比べ温室効果ガス(GHG)排出量が相対的に小さく、低・脱炭素社会への移行においても引き続き需要増が見込まれます。当社は天然ガスをコア事業としており、現在では上流持分生産量の約85%を天然ガスが占めています。
プロジェクト名 | 生産 開始年 |
年間生産能力(百万トン) | 買主 | 売主 | 株主構成 | 当社の参画年 | 事業内容
※1事業内容 探鉱・開発へ投資、 液化基地へ投資、 マーケティングあるいは輸入代行業務、 海上輸送 ※1 |
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総量 | 当社シェア | ||||||||
ブルネイ | 1972 | 7.2 | 1.8 | 25% | 主に極東を中心としたアジア域内へ販売 | Brunei LNG | ブルネイ政府(50%)、Shell(25%)、三菱商事(25%) | 1969 | |
マレーシア I (サトゥー) |
1983 | 8.4 | 0.42 | 5% | 東京ガス、西部ガス、他 | Malaysia LNG |
PETRONAS(90%)、サラワク州政府(5%)、三菱商事(5%) | 1978 | |
マレーシア II (ドゥア) |
1995 | 9.6 | 0.96 | 10% | 東北電力、東京ガス、静岡ガス、仙台市ガス局、ENEOS、他 | Malaysia LNG |
PETRONAS(80%)、サラワク州政府(10%)、三菱商事(10%) | 1992 | |
ノース・ ウェスト・ シェルフ (NWS) |
1989 | 16.9 | 1.41 | 8.33% | JERA、東京ガス、静岡ガス、東邦ガス、関西電力、大阪ガス、広東大鵬LNG、他 | NWS | Woodside(33.3%)、Shell、bp、BHP、Chevron、MIMI [三菱商事/三井物産=50:50](各16.7%) | 1985 | |
オマーン | 2000 | 7.1 | 0.20 | 2.77% | 大阪ガス、韓国ガス公社、伊藤忠商事、bp、他 | Oman LNG | オマーン政府(51%)、Shell(30%)、TotalEnergies(5.54%)、三菱商事(2.77%)、他 | 1993 | |
カルハット | 2005 | 3.3 | 0.13 | 4% | 大阪ガス、三井物産、他 | Qalhat LNG | オマーン政府(46.8%)、Oman LNG(36.8%)、Naturgy(7.4%)、大阪ガス(3%)、三菱商事(3%)、他 | 2006 | |
ロシア サハリン 2 |
原油:2008(通年生産)LNG:2009 | 9.6 | 0.96 | 10% | JERA、東京ガス、九州電力、東邦ガス、広島ガス、東北電力、西部ガス、大阪ガス、韓国ガス公社、他 | Sakhalin Energy LLC |
Gazprom(50%)、Sakhalin Energy LLC(27.5%)、三井物産(12.5%)、三菱商事(10%) | 1994※ PSA締結※ | |
インドネシア タングー |
2009 | 11.4 | 1.13 | 9.92% | 東北電力、関西電力、SK E&S、POSCO、福建LNG、Sempra、PLN、他 | Tangguh | bp(40.2%)、MI Berau[三菱商事/INPEX=56:44](16.3%)、ケージーベラウ[MIBJ (三菱商事/INPEX=56:44)16.5%、 三井物産20.1%、JX石油開発14.2%、JOGMEC49.2%](8.6%)、他 | 2001 | |
インドネシア ドンギ・ スノロ |
2015 | 2.0 | 0.9 | 44.9% | JERA、韓国ガス公社、九州電力、他 | PT. Donggi- Senoro LNG |
Sulawesi LNG Development(59.9%)[三菱商事/韓国ガス公社=75:25]、PT Pertamina Hulu Energi(29%)、PT Medco LNG Indonesia(11.1%) | 2007 | |
ウィート ストーン |
2017 | 8.9 | 0.28 | 3.17% | Chevron、KUFPEC、Woodside、九州電力、PEW、他 | Equity Lifting形式※2権益比率(Equity Lifting形式)や液化委託持分比率(Tolling形式)などに応じてLNGを引き取り各社で販売。※2 |
Chevron(64.136%)、 KUFPEC(13.4%)、Woodside(13%)、九州電力(1.464%)、PEW(8%、うち 三菱商事39.7%) | 2012 | |
キャメロン | 2019 | 12.0 | 4.0※3当社がキャメロンLNG社との液化加工委託に基づき取り扱う数量及び比率(3系列合計)。※3 | 33.3%※3当社がキャメロンLNG社との液化加工委託に基づき取り扱う数量及び比率(3系列合計)。※3 | 三菱商事、三井物産、TotalEnergies(天然ガス液化委託者) | Tolling形式※2権益比率(Equity Lifting形式)や液化委託持分比率(Tolling形式)などに応じてLNGを引き取り各社で販売。※2 | Sempra(50.2%)、Japan LNG Investment[三菱商事/NYK=70:30](16.6%)、三井物産(16.6%)、TotalEnergies(16.6%) | 2012 | |
合計 | 96.4 | 12.19 |
プロジェクト名 | 生産 開始年 |
年間生産能力(百万トン) | 買主 | 売主 | 株主構成 | 当社の参画年 | 事業内容
※1事業内容 探鉱・開発へ投資、 液化基地へ投資、 マーケティングあるいは輸入代行業務、 海上輸送 ※1 |
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総量 | 当社シェア | ||||||||
LNGカナダ | 2020年代中頃 | 14.0 | 2.10※4当社がLNGを引き取る数量及び比率(2系列合計)。※4 | 15%※4当社がLNGを引き取る数量及び比率(2系列合計)。※4 | Shell、PETRONAS、PetroChina、三菱商事、韓国ガス公社 | Equity Lifting形式※2権益比率(Equity Lifting形式)や液化委託持分比率(Tolling形式)などに応じてLNGを引き取り各社で販売。※2 |
Shell(40%)、PETRONAS(25%)、PetroChina(15%)、Diamond LNG Canada Partnership(三菱商事15%)、韓国ガス公社(5%) | 2010 | |
合計 | 14.0 | 2.10 |